- 日産キックスが売れていないと聞いたけど本当?
- 日産キックスを検索すると「ひどい」と出てきたけどなぜ?
- 日産キックスの人気がないのは内装や燃費が影響している?
2020年6月に軽自動車からコンパクトSUVにフルモデルチェンジを果たした日産キックス。
どんな変更点があるのかをネットで検索すると検索窓には「ひどい」「売れない理由」というネガティブな言葉が出てきます。
え?キックスってそんなに人気がないの?
実は発売当初はSUVなのに4WDモデルがなくて内装の評判も良くなかったんだ。今はマイナーチェンジされて4WDモデルも発売されているよ。
この記事では日産キックスが売れないと言われていた理由を解説していきます。
この記事を読めば、キックスがひどいと言われていた理由と原因がわかり「今のモデル」を正しく評価することができるでしょう。
新型日産キックスが売れないと言われる理由を調査
新型日産キックスが売れないと言われる理由をXの口コミから探してみました。
そこには以下のような評判がありそれが「売れない」と言われる理由なのかもしれません。
- マイナーチェンジされるまで4WDモデルがなかった
- 内装がひどいという声もあった
- 4WDモデルは燃費が落ちる
- エンブレムが古い
- 販売価格が高い
- ライバル車種の方が人気
- 販売終了したジュークの方が人気
- 納期が長い
- ハイブリッド関連の修理代が高い
- コンパクトサイズなのに小回りが利かない
一方で、キュっと引き締まった躍動感のあるスタイルとe-POWERの走りにファンが多いのも事実です。
順番に見ていきましょう。
マイナーチェンジされるまで4WDモデルがなかった
新型日産キックスが発売された頃の口コミに「4WDモデルが欲しい」というコメントが多くありました。
2022年7月のマイナーチェンジで追加されましたが、SUVらしい雪道や砂道などの走破性を期待したユーザには4WDモデルの不在は大きなネックだったと言えます。
なぜ発売当初キックスには4WDがなかったの?
それはね、キックスが街乗りや一般レジャーを想定した車だからだよ。この新車発表会のQ&Aを見てごらん。
キックス発表会Q&A
このように日産キックスはアウトドアの走破性より普段の街乗りの快適さを優先して4WDは設定されませんでした。
ユーザーの声を受けて2022年のマイナーチェンジで4WDが追加されまたが、これが日産キックスの販売に影響した可能性があります。
内装がひどいという声もあった
日産キックスの内装について一部のユーザーから「プラスチック感が強い」「チープ」という口コミがありました。
スポーティなエクステリアに合わせたお洒落なデザインの内装ですが、基本設計が少し古く(*)質感が軽自動車以下という意見まで。
*:日産キックスは2016年に南米で初登場し中米、中国やタイ、台湾などの東アジア、東南アジア、アフリカ、中東、北米など世界各国で販売されています。
私はオレンジのツートーンインテリアエディションがお洒落で好きだけど、厳しいコメントね。
内装のデザインだけでなく「質感」にもこだわる人が多いからね。でも2022年のマイナーチェンジでこんなに改良されたよ。
アクティブなデザインはそのままに内装デザインや質感を向上
日産自動車ニュースルーム キックスをマイナーチェンジ
センターコンソールとシフトレバーのデザインを一新し、先進的で質の高い内装を実現しました。また、ツートーンインテリアエディションには、現行のオレンジタンに加え、新たにベージュを追加しました。
このマイナーチェンジにより内装のデザインと質感が1ランクアップしました。
しかし、ライバル車と比較すると価格相応の内装とは言えないという声もあり、これも日産キックスの売れ行きに影響を及ぼしたと思われます。
4WDモデルは燃費が落ちる
4WDモデルが登場したことでアウトドア派のユーザーは不満は解消されましたが、一方で「燃費が悪い」という意見がありました。
どんな車でも4WDは重量が増加するため2WDモデルと比べて燃費が落ちるのはやむを得ません。
しかし、新型日産キックスは後輪駆動システムを追加するため燃料タンク容量が小さくなり航続距離(*)が短くなり、それに対する不満の声も。
新型日産キックスの航続距離比較(2WD VS 4WD)
2WD:23.0km/L(WLTC燃費)×41L(タンク容量)=943km
4WD:19.2km/L(WLTC燃費)×35L(タンク容量)=672km
差異:943km-672km=271km(▲28.7%)
4WDはアウトドアや悪路では安心だけど、燃費が落ちて航続距離が約30%も下がるのは考えものね。
この口コミのように4WDを待っていたけど、燃費と航続距離を知って考え直す人も多いかも。
4WDが追加された今でもこれが新型日産キックスを敬遠する要因となっている可能性があります。
販売価格が高い
新型日産キックスの販売価格についても「高い」という口コミがいくつかありました。
例えば、ライバルとしてよく比較されるトヨタヤリスクロスと比べると約40万円の差があります。
◾️2WD
キックス X(2WD) 2,998,600円 差異+392,600円
ヤリスクロス HV-Z (2WD) 2,606,000円
◾️4WD
キックス X Four(4WD) 3,261,500円 差異+424,500円
ヤリスクロス HV-Z E-Four(4WD) 2,837,000円
さらに先進の安全装備やオプションのインテリジェント アラウンドビューモニター/ルームミラーを選択すると総額がかなり膨らみます。
キックスはカッコいいけどこれだけ価格差があると悩んでしまうわ。
キックスにはe-POWERという先進の技術が投入されているからね。
このようにヤリスクロス以外のライバル車と比較しても価格が高いとう口コミがありました。
新型日産キックスはスタイル、性能ともに魅力的ですが、高価格が売れ行きが伸びない原因の一つと考えられます。
ライバル車種の方が人気
日産キックスは数多くのライバル車種が競合しているコンパクトSUVクラスの車です。
2020年の車名別販売台数(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会データ)ベスト30のうち12台がSUVでその大半がコンパクトクラスとわかります。(ヤリスクロスはヤリスの内数)
日本ではこんなたくさんコンパクトSUVが発売されているのね。
コンパクトSUVはスタイルや機能で各社がしのぎを削る激戦クラス。
キックスは決して他車に比べて性能や機能で劣ってないけど苦戦してるのは確かだね。
このようにXで迷っている口コミがあり、競合するライバル車が多いことが日産キックスの販売台数に影響していると言えます。
販売終了したジュークの方が人気
ライバルは他車だけではありません。
同じ日産のジュークの方がデザインが好み、ジュークの方が良かった、という口コミもありました。
ジュークは2010年に発売され、2019年のキックス発売前に生産終了したコンパクトSUV。
そのSUVとスポーツカーを合体させたような個性的なスタイルで大変人気がありました。
私も最初にジューク見た時はそのスタイルに驚いたわ!
そうだね!特にボンネットに薄いダミーヘッドライト配置して本当のヘッドライトをバンパーに配置したのは斬新なデザインだったね。
キックスはジュークの後継モデルではありませんが、ジュークの個性があまりに強くてキックスへの乗り換えが少ないのが売り上げが伸び悩んでいる要因の一つかもしれません。
ハイブリッド関連の修理代が高い
日産キックスは日産独自のe-POWERというハイブリッドシステムを採用しています。
このシステムは一般的なハイブリッドと比較して、駆動は全てモーターでエンジンは充電専用にすることでシンプルな構造と制御を実現しています。
そのメリットとして故障が少ないのが特徴ですが、故障すると一般ガソリン車ではないのディーラーに依頼せざるを得ず修理費用が高くなることがあります。
本当にキックスは故障が多くて修理代が高いのかしら?
特に他車に比べて故障が多いとか高額という口コミは見当たらないから、ある一部の車両か個人的な感想かもしれないね。
コンパクトサイズなのに小回りが利かない
最後に日産キックスの車体が大きくて小回りが不安という口コミがありました。
小回りの目安となる最小回転半径は同じ日産のノートが4.7mに対して日産キックスが5.1mで大きいのは確かです。
しかし、ライバルのヤリスクロスの最小回転半径は5.3mなのでキックスの方が小回り性は効くと推定できます。
キックスの方がヤリスクロスより最小回転半径が小さいのは意外だわ。
キックスの方が見た目が大きいから小回りが悪く感じるのかもしれないね。逆に小回りが利いて運転しやすいという口コミも多かったよ。
日産キックスはデザイン的に大きく見えて小回りが利かない印象があり、購入者から敬遠された可能性があります。
しかし実際はヤリスクロスより最小回転半径が小さく小回りが利くという口コミも多く、購入を検討する場合は実際に試乗して確認するのことをおすすめします。
日産キックス「ひどい」は言い過ぎ!キックスの魅力を解説
ここまで日産キックスは「ひどい」という口コミを見てきました。
一部に不満の声はありましたが、主にそれは個人の好みや価格といった車の性能以外の部分であることがわかりました。
ライバル車の多さや納期の問題で日本での販売台数は少し低調ですが、日産キックスは2016年から世界各国で発売されている日産の世界戦略車。
ここからは本当の日産キックスの魅力を4つの視点から解説します。
燃費が良い
先ずは日産キックスの魅力は燃費の良さと走りの良さの両立。
その理由は日産独自の技術であるe-POWERを搭載しているから。
特に市街地のようなストップアンドゴーが多い場面で優れた燃費性能を実現し、カタログの23.0km/Lを大きく超える燃費で驚いた!という口コミもありました。
なぜe-POWERは燃費が良くて走りもいいの?
それはね、e-POWERがモーターのみでクルマを駆動しているから。
つまりエンジンをそのモーターの発電専用にすることで、走行条件の影響をあまり受けず効率的で運転できるから燃費がいいんだよ。
後部座席やラゲッジスペースが広い
日産キックスはコンパクトなサイズ感でありながら室内空間が広いのが魅力です。
後部座席は足元が広く頭上にも余裕があり長時間の移動でも疲れにくく、たっぷりの荷物が積める荷室が確保されています。
また分割可倒式のリアシートが装備され、乗車人数に応じて荷室のスペースを柔軟に変えることが可能です。
キックスはコンパクトにみえるけど室内が意外に広いのね!
デザインがスポーティーだから狭そうにみえるけど、ヤリスクロスと比べても横幅以外はキックスの方が広いんだよ。
全長 | 全幅 | 全高 | |
キックス | 1,920mm | 1,420mm | 1,250mm |
ヤリスクロス | 1,845mm | 1,430mm | 1,205mm |
e-POWERドライブは慣れると快適
日産キックスのe-POWERドライブは最初少し違和感を感じる方もいますが、その特性に慣れると快適です。
エンジン車やハイブリッド車とは異なる滑るような加速感は電気自動車(EV)そのもの。
さらにアクセルだけで加減速ができるワンペダルは、慣れると街中やワインディンロードで手放せなくなるという人もいます。
e-POWERは最初「充電不要の電気自動車」のCMでよくわからなったけど、その快適さであっという間にメジャーになったね。
正にCMで使用された伊勢と志摩を結ぶe-POWERロードのイメージにピッタリ!
魅力的なデザインでグッドデザイン賞を受賞
日産キックスの大きな魅力が個性的で力強いデザインです。
フロントマスクには大型のVモーショングリルが採用され堂々とした風格を演出。
サイドまで回り込んだLEDヘッドライトはシャープでダイナミックな造形美と力強さを印象付けます。
その優れたデザインで日産キックスは2020年にグッドデザイン賞を受賞しています。
キックスのオシャレなツートンカラーは街中では存在感抜群ね!
おしゃれでカッコいいだけでなく、エアロダイナミクスを考慮したボディ形状は風切り音を低減し燃費性能の向上にも貢献してるんだよ。
ここまで日産キックスに対する高評価や満足した口コミを見てきました。
このようにキックスの本来の性能が分かれば、「ひどい」は言い過ぎだと納得できるのではないでしょうか。
日産キックスと他コンパクトSUVとの比較
次にライバルであるトヨタヤリスクロス、ホンダヴェゼル、スバルクロストレックと比較してみましょう。
先ずは各々の車の特徴を各社プレスリリースで見ていきみましょう。
トヨタヤリスクロス
ヤリスシリーズならではの「軽快な走り」「先進の安全・安心技術」「低燃費」を受け継ぎつつ、利便性にとどまらず、乗る人の個性やライフスタイルを彩る都市型コンパクトSUV、新たな価値を提供するクルマ
トヨタヤリスクロス プレスリリース(抜粋)
- SUVならではの力強さ、存在感を表現したバランスのよい洗練されたプロポーション
- ユーティリティ性にこだわり抜いた荷室空間でアクティブライフをサポート
- 様々な路面状況に対応できる4WDシステムを、ガソリン車およびハイブリッド車双方に採用
- ハイブリッド車は、SUVの常識を超えたクラス世界トップレベルの低燃費を実現
- 多くの方が乗るコンパクトクラスだからこそ、「安全・安心」「快適・便利」な先進装備を多数搭載
ヤリスクロスはコンパクトで都会に似合うカッコイイSUVを目指して開発されたのね!
都会に似合うカッコイイSUVというのはキックスと同じコンセプト。
でも室内空間や取り回しについてはキックスの方がこだわってるね。
ホンダヴェゼル
新型VEZELでは、お客様の日々の生活の楽しさを増幅(AMP UP)することを目指し、以下の3つのキーワードを提供価値として定めました。
- 信頼:誰もが自信と安心感を持って運転できること
- 美しさ:デザインの美しさを追求するだけでなく、使う人の所作までも美しく見せること
- 気軽な愉しさ:五感に訴えかける爽快な運転体験で、楽しく活力に満ちた毎日を送れること
ホンダヴェゼル プレスリリース(抜粋)
爽快で、車両の取り回しがしやすい「抜け感」のある視界を実現したほか、ドライバーだけでなく乗る人全てが快適に移動できる、ゆとり空間を追求し、コンパクトSUVのクラス平均を超える広さ※2と居心地を生み出すパッケージを作り上げました。
ヴェゼルはコンパクトさだけでなくスタイルや運転の楽しさ、車内の広さ等のお客様の楽しさにこだわって開発されたのね。
ヴェゼルは他のコンパクトSUVより一回り大きいクーペライクなデザインで、一方キックスはコンパクトさと力強さを両立したデザインで好みが別れるね。
スバルクロストレック
「CROSSTREK」は、コンパクトなボディ、SUBARU独自のシンメトリカルAWDをベースとした本格的なSUV性能、ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせることにより、都会からアウトドアシーンまで幅広く活用出来る多用途性を実現したクロスオーバーSUVです。
日常はもちろん、休日のアウトドアやアクティビティにチャレンジしてみたい。いつでも、どこにでも行けて、自由に、そしてこれまで以上に満ち足りた時間を過ごしたい。そんな気持ちを後押しする「とことん使えて、頼りになる相棒」と呼べるクルマに仕上げました。
スバルクロストレック プレスリリース(抜粋)
クロストレックは他のコンパクトSUVと一線を画した本格的なSUVがコンセプトなのね。
ラギットとは“丈夫で無骨”という意味でアウトドアシーンが似合いそう!スタイリッシュで都会が似合うキックスとは正反対だね。
コンパクトSUV性能・価格比較
次に各車の主な性能と価格を比較してみましょう。
キックス | 日産ヤリスクロス | トヨタヴェゼル | ホンダクロストレック | スバル|
エンジン (*1) | 1.2L e-POWER | 1.5L HV | 1.5L HV | 2.0L M-HV |
加速性能(*2) | ◯ | ◯ | ◎ | △ |
取り回し性(*3) | ◎5.1m | ◯5.3m | △5.5m | △5.4m |
室内の広さ(*4) | ◯ | △ | ◎ | ◯ |
安全機能(*5) | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
燃費km/L | 23.0 | 27.8 | 24.8 | 16.4 |
価格 | ¥2,998,600 | ¥2,606,000 | ¥2,778,600 | ¥2,662,000 |
<評価基準>
*1 M-HV:マイルドハイブリッド HV:ハイブリッド
*2 加速性能:トルクウェイトレシオ(kg/Nm) 4.0未満:◎ 4.0〜5.0:◯ 5.0以上:△
*3 取り回し性:最小回転半径 5.2m以下:◎ 5.3m:◯ 5.4m以上:△
*4 車体の広さ:室内体積 3.5㎥以上:◎ 3.3〜3.4㎥:◯ 3.3㎥未満:△
*5 安全機能: サポカー Sワイド:◎ Sベーシックプラス:◯+ Sベーシック:◯
こうして比べてみるとキックスが全ての項目でバランスが取れた車だということがよく分かるね。
小回りが効くのに室内が広くて燃費もGood!
少し価格が高いけど個性的なスタイルとe-POWERの走りの良さは他のコンパクトSUVにはない魅力だね。
日産キックスを買うなら新車?中古車?
それでは、実際に日産キックスを買うなら新車と中古車のどちらが良いのでしょう?
車は安い買い物ではありません。そして車に対する価値観も使い方も人それぞれ。
ここでは日産キックスを買う場合の双方のメリットとデメリットを解説しますので参考にしてください。
すぐに乗りたいなら中古車がおすすめ
まず、早く日産キックスに乗りたい方には中古車がおすすめです。
以前新車は世界的な半導体不足で新車の納期が不安定だった時期もありましたが、中古車であればすぐに乗れて価格も手頃。
しかし、年式や走行距離、前オーナーの扱い方により購入後に思わぬ修理費がかかったり保証が短かい場合もあるので要注意です。
メリット | デメリット |
・すぐに乗れる(希望車種が見つかれば) ・価格が安い ・最新モデル以外の車も選べる | ・希望の色やオプションの車が選べない ・購入直後に思わぬ修理が必要な場合がある ・保証が新車ほど充実していない |
いい中古車が見つかればすぐに乗れて、しかもお財布にも優しいから嬉しいわ!
特にキックスは新車価格が高めで納期が長いから中古車を買うのはアリだね!でも希望する車が見つからないことや故障のリスクをお忘れなく。
新車に乗りたいなら納期は覚悟しておく
一方、自分の好きな色や仕様で日産キックスをカスタマイズしたい方は新車一択です。
新車は発注から納車までに数ヶ月を要することもザラで、更にオプションをつけると更に納期が遅れることも。
しかし、長く待って納車された時の感激と充実した保証の安心感は新車ならではです。
ピカピカのまだ誰も乗っていない新車って魅力的。
すぐに乗る必要がなければ納期を覚悟して新車を買うのもアリね。
確かに新車は魅力的だよね!しかもキックスは今(2024年10月現在)なら納期1ヶ月くらいで納車されるみたい!ただ、以前半導体不足などで納期が長期化したこともあるから、最新状況を確認するのがおすすめだよ!
このように中古車も新車もそれぞれにメリットとデメリットがあります。
最適な選択をするためには、現在のライフスタイルや購入の条件と自分自身の日産キックスへのこだわりをよく考えて選択をすることをおすすめします。
よくある質問
日産キックスのサイズはどのくらいですか?
日産キックスの全長は4290mm、全幅は1760 mm、全高は1605mmです。
ホイールベースは2620 mm、車両重量は2WDが1360kg、4WDが1480kgです。
日産キックスの新型はいつ出ますか?
現時点(2023年10月)で日産から新型キックスの情報はありません。
しかし、現行モデルの世界生産開始が2016年であることからから、2024年後半から2025年に新型が発売される噂があります。
日産キックスの自動車税はいくらですか?
30,500円です。
自動車税は排気量で決まるため、排気量が小さいe-POWERの日産キックスはライバルに比べて有利です。
日産キックスは満タンで何キロ走れますか?
カタログ値から計算した日産キックスの満タンでの航続距離は次の通りです。
2WD:23.0km/L(WLTC燃費)×41L(タンク容量)=943km
4WD:19.2km/L(WLTC燃費)×35L(タンク容量)=672km
注:燃費は走行条件で大きく変化しますのでこの数値は参考値です。
まとめ
ここまで日産キックスが売れない「ひどい」と言われる理由と逆にその魅力について詳しくお伝えしました。
マイナーチェンジされるまで4WDモデルがなかったり内装の質感や古いエンブレムに不満の声がある一方、個性的なデザインと広い室内空間、燃費が良く快適なe-POWERドライブなどの魅力があることが確認できました。
日産キックスが他のコンパクトSUVに遜色なくバランスの良い車であることがわかってもらえたのではないでしょうか。
新車で購入する場合は納期を覚悟する必要がありますがすぐに乗りたい場合は中古車の選択もあります。
本記事が日産キックス選びの参考になれば幸いです。
以上「日産キックスが売れないのは4WDがないから?ひどいと言われる理由を燃費や内装面から検証」でした。