- ミニクーパーの中古車を調べてみたら想像以上に安い!どうしてこんなに安いんだろう?
- ミニクーパーに乗りたいけど、修理費用や維持費が高いって聞くから不安…。
- ミニクーパーのデザインが好きだけど、中古車で買っても問題ないかな?長く乗ることはできるの?
実はミニクーパーは日本で一番売れている輸入車です。
なぜならコンパクトなサイズとスポーティな走行性能が評判で、都市部の狭い道路でも扱いやすいと言われているから。
レトロな外観やコンパクトな車体でも人気を集めていますが、一部の人から「やめとけ」という評判が立っています。
しかし人気の車なのになぜやめとけと言われるのでしょうか。
この記事ではミニクーパーの中古車はやめた方がいいというウワサの検証と、ミニクーパーの中古車が安い理由について解説していきます。
この記事を読めば、あなたがミニクーパーの中古を買っても良いのかを判断できるようになるでしょう。
- 中古のミニクーパーはやめとけと言われる3つの理由は「故障リスク」「燃費」「メンテナンスコスト」
- 中古のミニクーパーが安いのは「中古車としての需要が少ないこと」と「整備費用が高い」ため
- ミニクーパーの魅力は英国発祥の品格あるデザイン、高い走行性能、ラインナップの豊富さにある
- 中古のミニクーパーの選び方はMINI認定中古車を中心に現物の状態をみて価格に応じた価値を判断すること
- ミニクーパーに似た車のおすすめはフィアット500、VWビートル、アウディA1など
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中古のミニクーパーはやめとけと言われる3つの理由!やめた方がいい?
中古のミニクーパーはやめとけと言われる理由は以下の3つです。
- 故障しやすく、消耗品のサイクルが早い
- 国産車より燃費が高い
- メンテナンス費用が高い
それぞれ見ていきましょう。
①故障しやすく、消耗品のサイクルが早い
ミニクーパーは国産車に比べて故障がしやすいと言われています。
なぜならゴムパッキンやプラスチックの部品が弱く、交換サイクルが早いから。
他にもドアロックやエアコン、パワーウインドウの故障も多いと言われています。
しかし故障しやすいのはミニクーパーの第一世代までで、第二、第三世代とモデルチェンジが進むに連れて故障が少なくなってきています。
世代別に故障が多いと言われる箇所をまとめてみました。
世代 | 故障が多いと言われる箇所 |
---|---|
第一世代 | パワステ、パワーウィンドウ、オイル漏れ、天井剥がれ、トランスミッション(CVT) |
第二世代 | タイミングチェーン、ハイプレッシャーポンプ |
第三世代 | DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)詰まり |
世代によって故障しやすい箇所にクセがあるので、もし中古での購入を検討している場合はあらかじめ世代をチェックした上で購入すると良いでしょう。
②国産車より燃費が高い
中古のミニクーパーは国産車に比べて、燃費が高いです。
なぜならそもそもの開発コンセプトが違うから。
国産車は性能で差別化するため、燃費をどれだけ良くするかを考えていますが、ミニクーパーは車の重量からタイヤサイズ、エンジンの出力までブランドとしてのこだわりを大切にしながら開発しているのです。
ドイツの人は性能よりも、ロマンを重視しているということですね。
では、実際に国産車とミニクーパーの燃費を比べてみましょう。
WLTCモード※の燃費でミニクーパーと国産の代表的な車であるプリウス、カローラを比較すると以下のようになります。
車種 | 燃費 |
---|---|
ミニクーパー(ONE) | 16.2km/L |
プリウス(Z) | 28.6 km/L |
カローラ(ガソリン車2WD) | 19.4 km/L |
※WLTC モード :市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間 配分で構成した国際的な走行モード。
引用元:国土交通省
さらにミニクーパーのガソリン車は、すべてハイオクガソリンで走ります。
燃料代が高騰している近年では痛い出費です。
もし燃費を抑えたい場合はディーゼル車を選ぶと軽油で走れるため、燃料費を安く抑えることができます。
ミニクーパーにはディーゼル車のラインナップもあります。
ディーゼル車タイプのミニクーパーは、燃費も良く軽油のため、燃料代が安いのが特徴です。
ミニクーパーD(ディーゼル車)の燃費:19.5km/L
ただし、ディーゼル車は走行中の停止が多い街乗りには向かないのが欠点。
街乗りに向かない理由は、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)詰まりを起こしやすくなるからです。
DPF詰まりとは、エンジンが十分に温まっていない状態で走らせることで燃料の燃えカスがフィルターを詰まらせてしまう現象のことを言います。
本来長時間車に乗っていれば、エンジン(水温)がしっかり温まるため、自動で燃えカスを燃やしてくれます。
しかし街乗り中心だとエンジンが温まり切らずに走行することになるため、DPF詰まりが発生しやすくなってしまうのです。
つまりミニクーパーはガソリン車だと燃費が良くなく、ディーゼル車を選んでも街乗りに向かないため日本で走る上での燃費問題が付きまとい、「やめとけ」と言われてしまうのです。
③メンテナンス費用が高い
ミニクーパーはメンテナンス費用が高くなります。
なぜなら、整備のほとんどは正規ディーラーにお願いする必要があるからです。
一般的に正規ディーラーと一般の整備工場では圧倒的に価格差があり、一般の整備工場と正規ディーラーで見積を取って比べてみると、両者の費用の違いがわかるでしょう。
もしメンテナンス費用を抑えたいのなら、街の整備工場にお願いするのも1つの手です。
理由は2つあります。
- そもそもの工賃が安い
- 純正パーツ以外の提案もあるため、さらにコストカットできる可能性がある
街の整備工場を使えば、純正パーツや正規ディーラーのメンテナンスというブランド力がない分、余計なコストがかからず費用を削減することができるのです。
こだわりなく乗りたいあなたにはおすすめの方法と言えますね。
中古のミニクーパーが安い2つの理由
やめとけと言われる理由はわかったけど、それにしても中古のミニクーパーって、どうしてあんなに安いの?
ここからはミニクーパーが中古車市場で高値で扱われない理由について解説していきます。
理由は2つあります。
- 中古車として需要が少ない
- 整備にお金がかかる
それぞれ解説していきます。
理由① 中古としての需要がない
中古のミニクーパーは日本で故障が多いイメージを持たれているため、需要が少ない傾向にあります。
古くなればなるほど維持費がかかる印象が強くなるので「中古で欲しい」という人が少なく、需要に対して供給量が多くなってしまうのです。
ただし安く出ているのは第一世代がほとんどで、第二世代、第三世代のミニクーパーはそれなりに人気があるため、高値での販売例もあります。
安いのは性能面というよりは人気面が原因なので、世の中の評判を気にしないミニクーパーファンにとってはお得に変えるチャンスと言えるでしょう。
理由② 整備にお金がかかる
整備にお金がかかるという評判も、ミニクーパーの人気を下げている原因です。
部品の耐久性が低く、純正部品を交換しようとすると日本車よりも高額になってしまいます。
だからこそミニクーパーに愛着を持って乗れるあなたでなければ、乗りこなせない車であると言えるのです。
ミニクーパーはやめとけと言われても…やっぱり乗りたい魅力とは?
やめとけと言われても乗りたいあなたのために、ミニクーパーの魅力を改めて確認してみましょう。
ミニクーパーは以下の3点が大きな魅力です。
- 英国発祥の品格のあるデザイン
- 高い走行性能
- 魅力的な5種類のラインナップ
それぞれ見ていきます。
英国発祥の品格のあるデザイン
ミニクーパーの一番の魅力は、丸いヘッドライトや小柄なボディです。
中でもユニオンジャックをモチーフにしたテールランプが、英国の印象を高めてくれるので一目で他の車とは違う個性を表現してくれます。
このレトロなデザインや、丸みを帯びた形が女性に大人気。
乗っているだけであなたの趣向や個性を周囲の車にアピールしてくれるでしょう。
高い走行性能
ミニクーパーの魅力は、洗練されたデザインだけではありません。
実は小柄なボディからは想像できない力強い走りが魅力の1つでもあります。
デザインのイメージが強いミニクーパーですが、この高い走行性能こそが、ミニクーパーの真骨頂なのです。
- ハンドルを握った時の反応の良さ
- 低重心で安定した走行が可能
- ローダウン設計で、体の一部になった感覚
- 小回りが利くため、狭い都市部でもノンストレス
小柄なボディにも関わらず運転好きなドライバーの欲求を満たしてくれるのがミニクーパーなのです。
魅力的な5種類のラインナップ
ミニクーパーのもう一つの魅力は、その多様なラインナップです。
5つの異なるモデルがあり、あなたの用途に合わせた選択肢が提供されています。
ミニクーパーには以下5つのモデルがあります。
- 3ドア
- 5ドア
- コンバーチブル(オープンカー)
- クラブマン
- クロスオーバー
順番に解説していきます。
3ドア
3ドアモデルは、旧型のクラシックなミニクーパーを最も忠実に受け継いでいます。
コンパクトなボディとスポーティな走行性能は、狭い都市部でも快適に走れるでしょう。
まさに「ザ・ミニクーパー」と言える王道車種と言えます。
5ドア
5ドアモデルは、3ドアモデルのすべての要素を保ちつつ、より使いやすさと実用性を追求しています。
後部座席のスペースが広く、ファミリー層にも十分に対応できるモデルと言えるでしょう。
ミニクーパー好きで、家族とのドライブも視野に入れているあなたにおすすめです。
コンバーチブル(オープンカー)
オープンカーは、風を感じながら走る至福の時間が魅力です。
ウインドウに邪魔されない広い視野から見える素晴らしい景色は日ごろのストレスを忘れさせてくれるでしょう。
晴れた日や良い季節のドライブに最適ですね!
クラブマン(6ドア)
クラブマンは、ミニクーパーの伝統的な魅力と、プレミアムな空間と機能性を融合させたモデル。
特に後部の観音開きするスプリットドアは、そのユニークさと実用性で大いに注目されています。
自動開閉機能が搭載されていて、荷物の積み下ろしがしやすい点も魅力。
内装も広々としていて、ゆとりある空間で乗り心地も抜群です。
クロスオーバー
クロスオーバーモデルは、アウトドア派の方に特におすすめです。
より大きなボディと高い地上高は、オフロードでも安心して走ることができます。
都市から自然へ、あらゆる場所でのドライビングを楽しむことができるでしょう。
このように、ミニクーパーは5つの異なるモデルで、様々なライフスタイルに対応。
どのモデルも、ミニクーパーならではの品格とパフォーマンスを兼ね備えています。
あなたのライフスタイルに最適な一台を見つけて、ミニクーパーの魅力をぜひ体験してみてください。
中古のミニクーパーの選び方
ここからは中古のミニクーパーの選び方について解説していきます。
ポイントはディーラー選びと価格と状態のバランスです。
以下3つのポイントに注意してミニクーパーを選ぶと間違いありません。
- MINI認定中古車を探す
- 現物車を見て、状態を確認する
- 価格に応じた価値で判断する
MINI認定中古車を探す
中古で状態の良いミニクーパーを購入するには、MINIの認定中古車を探すことです。
認定中古車はメーカーや正規ディーラーが独自で定めた基準をクリアした高品質な車種のことです。
MINIの場合は、特有の認定中古車のランクが3つに分けられています。
認定中古車の種類 | 認定基準 | 保証内容 |
---|---|---|
MINI NEXT | 新車登録から5年未満 走行距離6万km未満 修復歴無しの正規ディーラー車 | 2年間走行距離無制限保証 納車前100項目点検 エマージェンシー・サービス(2年間) 延長保証(最大2年)が可能 ハイボルテージ・バッテリー保証 |
MINI APPROVED CAR | 新車登録から8年未満 走行距離10万km未満 修復歴無しの正規ディーラー車 | 1年間走行距離無制限保証 納車前100項目点検 エマージェンシー・サービス(1年間) |
MINI USED CAR | 正規ディーラー車 修復歴・改造歴無し | 6ヶ月間保証(走行距離5,000km以内) 法定1年定期点検項目(納車前) エマージェンシー・サービス(半年間) |
これらの厳しい条件をクリアしたミニクーパーなら、購入後の不安を軽減できるでしょう。
ただし、それなりの品質が担保されている分通常の中古車ディーラーで購入するよりも価格は高いです。
安心を取るか、価格を取るかで決めるべきですがミニクーパーについては故障のしやすさや保証がついていた方が長く安心して乗れる可能性が高まるのでおすすめ。
ちなみにMINI認定中古車だと24時間、365日電話対応してもらえる、エマージェンシー・サービスが付いています。
出先で万が一の故障やトラブルがあった場合のサービスが付加価値を高めているのです。
エマージェンシー・サービスとは?
引用元:MINI公式HP
- 現場での緊急処置 故障現場での修理の手配と応急処置を行います。
- 牽引サービス 現場での修理が不可能な時には、最寄りのMINI 正規ディーラーまで牽引いたします。
- 帰宅や旅行継続のための手配、費用負担 故障の状態により旅行が続けられない場合、以下のサービスを規定範囲内で提供します。
- 目的地までの交通手段の手配と費用負担。
- 修理が必要になった場合の宿泊施設の手配と費用の負担。
- 代替交通手段としてのレンタカーの手配と費用(車両使用基本料金)の負担。
現車を見て、状態を確認する
中古のミニクーパーを選ぶなら、必ず現車を確認しましょう。
その理由は直接見ることで想定外の問題や欠陥を発見できるかもしれないから。
できることなら、試乗してエンジンの調子やエアコンの利きも確認すると良いです。
また乗りたい世代によって、見るべきポイントも異なってきます。
ポイントを以下の表にまとめてみました。
世代 | チェックすべき箇所 |
---|---|
第一世代 | パワステ、パワーウィンドウ、オイル漏れ、天井剥がれ、トランスミッション(CVT) |
第二世代 | タイミングチェーン、ハイプレッシャーポンプの交換履歴(6〜8万kmが交換時期) |
第三世代 | サーモスタットなどの冷却部品 |
これら部品の交換履歴などを、走行距離に合わせてチェックすることでより良いミニクーパーに出会える可能性が高まります。
価格に応じた価値で判断する
中古のミニクーパーは、価格に応じて価値も変動します。
とにかく安く良い状態のミニクーパーの購入を考えているなら、第二世代がおすすめです。
なぜなら100万円台で多くの車が販売されているから。
しかし80万円を切るような安過ぎるミニクーパーは、購入後の整備代が多くかかる可能性があるため、慎重に選びましょう。
安物買いの銭失いではないですが、結局高くなるくらいなら、MINI認定中古車を選んだ方が無難です。
中古のミニクーパーを買うなら、購入後のこともしっかり考えて計画を立てることをおすすめします。
ミニクーパーに似た特徴を持つ車は?
ここからはミニクーパーに似た魅力的な輸入車を紹介します。
以下3車種がミニクーパーに似た個性を持つ車種です。
- フィアット500
- VWビートル
- アウディA1
それぞれ解説していきます。
フィアット500
世の女性からミニクーパーに次ぐ人気を獲得しているのがフィアット500です。
その魅力は、丸みを帯びたコンパクトなボディです。
大人2人入ればいっぱいになる車なのに、いまだに熱狂的なファンもいます。
VWビートル
VWビートルは半円の丸い形状で、一目見ただけで「あっ、ビートルだ!」とわかるくらい目立ちます。
レトロ感とおしゃれな印象から、根強いファンも多く、女性に人気の車です。
アウディA1
フィアット500やVWビートルとは変わって、シャープなデザインのアウディA1。
これらと共通するのはコンパクなトボディです。
アウディA1は、スポーティな見た目通り、パワフルな走りを見せてくれます。
まとめ
ここまで、中古のミニクーパーはやめとけと言われる理由について、解説してきました。
中古のミニクーパーはやめておけと言われる理由は以下3つ。
- 故障しやすく、消耗品のサイクルが早い
- 国産車より燃費が高い
- メンテナンス費用が高い
しかし実はこれらの理由は、ミニクーパーの第一世代までの話。
第二世代からは故障が少なくなっているので、そこまで気にする必要はありません。
また、中古のミニクーパーが安い理由は故障が多いという評判から人気が国内で低いことと、購入後の整備費用にお金がかかり、敬遠する人が多いからです。
安いミニクーパーほどそのようなリスクがあるため、認定中古車や現車確認を徹底することでよいミニクーパーに出会える可能性を高めることが重要。
愛車選びに妥協は不要、あなたが良いミニクーパーに出会えることを祈っています。
以上、「ミニクーパーはやめとけって本当?中古はやめたほうがいい?安い理由も解説!」でした。