- 車を買いたいけど、どの車を選んだらよいかわからないな。
- 特に欲しい車というのはないけど、後悔したくないから買ってはいけない車があれば知りたい。
- 具体的に避けた方がいい車種ってあるのかな?
実は車を選ぶ上で後悔しやすいポイントというのはいくつか存在します。
特に費用に関する部分や乗り心地に関する部分が後悔しやすいポイントです。
確かに予想以上にお金がかかったりしたら困るわ!
運転する立場から見ても乗り心地って重要だよね。
この記事では買って後悔する車というのはどのような車なのか、買ってはいけない車の特徴をランキング形式でお伝えします。
また主要メーカーで「後悔した」という口コミが出ている車種も紹介するので、あなたのニーズに合った車を選ぶヒントを掴むこともできるでしょう。
この記事を読めば、後悔しない車の選び方がわかります。
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買って後悔した車の特徴ランキング~こんな車は買ってはいけない~
買って後悔したと言われる車には以下のような特徴があり、その後悔しやすい車の特徴をランキング化してみました。
▼買って後悔した車の特徴ランキング
- 燃費が悪い
- 整備費用が高い
- 保険料が高い
- 故障しやすい
- 乗り心地が悪い
- 加速性能が低い
- 運転しにくい
- 車内スペースが狭い、作りがよくない
- 用途に合わない
それぞれ解説していきます。
第1位:燃費が悪い
買って後悔した車の特徴ランキング第1位は「燃費が悪い」です。
なぜなら最近ガソリン代が高騰しているため、燃費が悪いとその価格上昇が家計を直撃するから。
車を購入してから燃費が想像以上に悪くて後悔したという声も多く聞かれます。
でも燃費はカタログやメーカーHPに書いてあるのにどうして燃費の悪い車を買ってしまうの?
それは車を買う時の燃費に対する思い込みや数字を信頼しすぎることが原因なんだ。
ここではその典型的な事例を紹介します。
街乗りに買った軽自動車の燃費が悪くて後悔する
軽自動車はコンパクトで街乗りやセカンドカーに購入する方が多いですが「軽自動車は燃費が良い」と思い込んで購入すると後悔します。
例えば、日産デイズの燃費はコンパクトクラスのノートやミニバンのセレナよりも低くなっているのです。
車種 | WLTC総合値 | 市街地モード | 郊外モード | 高速モード |
軽自動車 :日産デイズ | 23.2km/L | 19.4km/L | 24.0km/L | 24.1km/L |
コンパクト:日産ノートe-power | 28.4km/L | 28.6km/L | 30.7km/L | 27.2km/L |
ミニバン :日産セレナe-power | 20.6km/L | 21.3km/L | 22.5km/L | 19.2km/L |
軽自動車なのにコンパクトカーやミニバンより燃費が悪いのはびっくりだわ。
最近の軽自動車は広くて装備がいいけど車重が増えて燃費が落ちている場合があるんだ。
後悔しないためには「軽自動車=高燃費」の思い込みを捨てて、自分がよく使う走行モードのWLTC燃費を基準に車を選ぶことがポイントです。
スタイルや走りに魅せられて燃費は二の次と思っていたけど耐えられなくなって後悔
次は燃費が良くないのを承知して購入したけれど予想以上に悪くて後悔するパターンです。
スタイルに惚れて2020年式のアルファードGF(7人乗り4WD)を買った場合、燃費はいくらくらいかかると思いますか?
実際にアルファードの燃費を計算してみると月1,000㎞の走行だったとしても26,984円、年間で323,800円もかかるのです!
走行距離(条件):1,000km/月(近距離の通勤と市街地走行がほとんど)
燃費:6.3km/L(WLTC市街地モード7.2km/L ×(-12%)*)
*エアコンによる燃費低下率:12%(環境省エコドライブ10より)
ガソリン代 1,000km ÷ 6.3km/L ×170円/L=26,984円/月 → 年間 323,800円
いくらカッコよくて豪華でも年間30万円のガソリン代はムリだわ。
ガソリン代はなんとかなる甘い気持ちで車を選ぶと燃費が気になってドライブを楽しむことができなくなってしまうかもしれないね。
こんな後悔をしないためもあらかじめ家計から余裕を持って支払える範囲のガソリン代を計算した上で車を選ぶことをオススメします。
同車種の高燃費モデル(ハイブリッド等)を買ったけどガソリン車よりコスパが悪い
これは高燃費モデル(ハイブリッド等)が高額でガソリン車を購入した人からよく聞く話ですが、実はガソリン車の方がコスパが良いことがあります。
なぜなら燃料費が安くても車体費用が高いので差額を計算するとそこまでお得に乗れないことも多いから。
実際にトヨタノアS-Z(2WD)のガソリン車とハイブリッド車を比較すると以下のような数字が出ます。
▼ガソリン車とハイブリッド車の燃費と新車価格の違い
ガソリン車 :WLTC燃費15.0km/L 新車価格332万円
ハイブリッド車:WLTC燃費23.0km/L 新車価格367万円
例えば1ヶ月1,000km走る人の場合の燃料代は、ガソリン車が1,000km ÷ 15.0km/L ×170円/L=11,333円/月に対して、ハイブリッド車だと1,000km ÷ 23.0km/L ×170円/L=7,381円/月とガソリン車の方が約4,000円高くなります。
しかし新車価格差が35万円(367-332万円)あるので、ガソリン代に換算すると35万円÷4千円=87ヶ月→約7年分になります。
つまりトータルで考えた場合は7年間まではガソリン車の方がお得なのです!
燃費が悪くても車両の購入価格を考えると実はお得だったのね!
そのとおり!車の価格も含めたトータルで考えれば後悔することはなくなるよ。ただし中古車になるとハイブリッド車とガソリン車の価格差も小さくなるからしっかり計算したほうがいいね!
燃費は単独で考えるのではなく年間の走行距離と使用年数のトータルで考えることをオススメします。
第2位:整備費用が高い
買って後悔する車の特徴第2位は「整備費用が高い」です。
整備費用とはタイヤやブレーキパット等の消耗品、タイミングベルトのような機能部品、劣化したゴムや樹脂部品の交換費用のことを指します。
特に後悔しやすいポイントは以下の2つ。
- スポーツカーや外国車を買ってタイヤやブレーキパット等の消耗品の交換・整備が高額
- 使用中に10万kmを超えて高額な機能部品の交換・整備が必要になった
スポーツカーや外国車は性能重視のためタイヤやブレーキの整備費用が驚くほど高額です。
例えば日産GT-Rは特殊なタイヤを使用しており、1本でもパンクすると4本交換で約47万円、ブレーキパッドが摩耗するとブレーキローターと同時交換で約57万円と超高額。
日産HP GT-R注意事項
50万もかかるの?中古の軽自動車なら買えちゃうのもありそう…。
恐ろしく高い…。車への愛情も大事だけどお金のことも考えておかないとね。
また10万km前後の中古車を買うと高額な整備費用が必要になる場合があります。
主な項目と費用は次のとおり。
部品 | 交換時期 | 整備費用(概算) |
タイミングベルト | 7万〜10万km | 5〜10万円 |
ブレーキホース | 10万〜14万km | 約3万円 |
ウォーターホース・サーモスタット | 10万kmまたは10年 | 3〜5万円 |
オルタネーター | 10万km | 5〜10万円 |
ショックアブソーバー | 10万km | 8〜10万円 |
車を買い替えるよりはマシだけど、コストを認識していなかったらショックね。
部品がちゃんと交換されて長持ちする車を選びたいよね。高額な整備費用で後悔しないためには注意しておきたいポイントも知っておこう!
▼整備費用で後悔しないための注意点
- スポーツカーや外車は車体価格だけでなく当面必要な消耗品や整備費用を見積もっておく。
- 10万km前後の中古車を選ぶ時は整備手帳で高額な機能部品の交換履歴を確認しておく。
- もし未交換であれば自分が乗る期間中に発生する整備費用を含めて予算建てしておく。
第3位:保険料が高い
買って後悔する車の特徴第3位は「保険料が高い」ことです。
なぜなら保険料は車種ごとに設定されておりその車種の前年の事故実績から想定以上に高額になることがあるからです。
ここでは保険料の仕組みとどうすれば後悔しないかを解説します。
自動車保険の料金が決まる主な項目
- 自動車の安全性能:自動ブレーキなど、各種安全装置による事故リスク低下を保険料に反映
- 型式別料率クラス:車の型式毎の事故実績に基づいた保険料の割増引率(損害保険料率算出機構設定)
- 用途・車種:用途や車種による使用頻度、事故による損害の大きさに差を保険料に反映
- 年間走行距離:走行距離による事故リスクを保険料に反映。距離が短いほど安く、長いほど高い
- ノンフリート等級:契約者の過去の事故件数や無事故年数による保険料割引。最大20等級
- 年齢:事故を起こすリスクが高い若年者の方が保険料は割高に設定
- 免許証の色:5年以上無事故無違反のゴールド免許は保険料が割安
- 保険金額(免責金額):保険金額が低くなれば保険料も安くなる(免責金額とは契約者自己負担額)
- 運転者限定:補償対象となる運転者の範囲に絞ることで保険料を割引
この中で保険料に大きく関係するのが②⑤⑥です。
特に②が車種と型式で決まるので考慮せず購入すると保険料が高額になってしまうことも。
保険料のベースとなる料率クラス(*)を同じトヨタヤリスで比較したのがこの表です。
車種 | 車両 | 対人 | 対物 | 人身 |
2022年式 X(1.0L)CVT KSP210 | 6 | 3 | 4 | 8 |
2022年式ハイブリッドX(1.5L)CVT MXPH10 | 8 | 7 | 6 | 9 |
▼料率クラスと保険料の解説
料率クラスとは
料率クラスは、クラス1からクラス9までの9つに区分されます。型式ごとに、「車両」・「対人」・「対物」・「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」の4種類のクラスがあり、基本項目の保険料の計算要素として適用されます。保険料はクラス1が最も低く、クラス9が最も高くなります。料率クラスが1つ異なると、保険料が約20%異なります。
損保ジャパンHP Q&A 料率とは?より
このように料率が「1」違うと保険料が20%が上がり、同じ車種でも保険料が大きく変わります。
スポーツカーの保険が高いのは知っていたけど、同じ車種でもこんな保険料が変わるとは知らなかったわ!
高い保険料で後悔しないためには、契約前に概算ではなく最新の料率データで正確な保険料を見積もってもらうことだね。
第4位:故障しやすい
買って後悔した車の特徴ランキング第4位は「故障しやすい」です。
なぜならいくら価格が安く装備が良い車でもドライブ中に故障したら楽しい旅も台無しだから。
それがメーカーの保証期間を過ぎていると思わぬ高額になることがあり後悔します。
故障しやすい車は買いたくないけど故障しやすい車はどうしたらわかるの?
メーカーにはリコール(*)以外の故障を公開する義務がなく、ネットの口コミは調べるのが大変。そんな時に役立つのが国土交通省の「自動車不具合情報ホットライン」だよ。(*:車の機能不具合でメーカー責任で改修する故障)
このシステムは国土交通省が一般ユーザーからの車の不具合情報を収集し公開しているものです。
これを使えば誰でも知りたい車の「不具合情報検索」で調べることが可能です。
ただしこの情報はユーザーの主観で車の故障だけではないので注意が必要です。
購入を検討している車種の不具合情報を事前にチェックしておくと安心です。
もし不具合の情報を見て不安になる場合には事前にディーラーに確認しておくと間違いないでしょう。
第5位:乗り心地が悪い
買って後悔した車の特徴ランキング第5位は「乗り心地が悪い」です。
なぜなら乗り心地が悪い車は運転者だけでなく同乗者も不快にしてしまうから。
ただし乗り心地の評価は個人差が大きく例えば同じハリアーでもこのように意見が分かれています。
このように乗り心地の評価は個人差が大きいので、後悔しないためには実際に試乗するかX(旧Twitter)等でオーナーの生の情報を調べるのがポイントです。
確かに乗り心地の好みは人によるわね。
その通り!自分の好みと合う乗り心地の車を選ぶのがポイントだよ。中にはこんな人もいるからね。
ただし好みで選ぶ場合でも家族を乗せることが多い方は要注意!
運転席以外の乗り心地も確認しないと家族の苦情で後悔することになりかねません。
第6位 加速性能が低い
買って後悔した車の特徴ランキング第6位は「加速性能が低い」です。
なぜなら加速性能性が低いとイライラするだけなく交通事故のリスクもあるからです。
加速性能は高速道路を走行したりスポーツカー限ったことではなく、普通の交差点や駐車場出口でアクセルを踏んでも加速せずにヒヤリとした経験がある方もいるのではないでしょうか?
私は街中しか乗らないから加速性はあまり気にしなくて良いと思ってたわ。
いやいや、うちは周りに坂道が多いし実家に行くのに高速道路も使うからちゃんと試乗して確認しておいた方がいいよ!
加速性能が悪いと自分の思い通り車が動かずストレスが溜まるだけでなく交通事故等のリスクがあります。
特に車格の違う車に乗り換える時は、極力普段自分が使う道路に近い環境で加速性能を確かめておくことが大切です。
第7位:運転しにくい
買って後悔した車の特徴ランキング第7位は「運転しにくい」です。
なぜなら運転しにくいと疲れるだけでなく、注意散漫になって事故を起こすリスクが高いから。
カタログや展示場で見るだけでは分からないので試乗して確認することをオススメします。
試乗で運転のしやすさをチェックするポイント
- 後方視界:運転中とバックするときの両方で視認性は良いか
- フロントピラーの死角:交差点で横断歩道の歩行者が死角に入らないか
- 小回り:普段自分が使う道路で切り返しが必要になることはないか
- シフトレバーの操作性:特にハイブリッド車は独特なので自分で操作してしっくりくるか
- 加減速のギクシャク:アクセルとブレーキの感覚、止まる寸前に違和感がないか
車をデザインや燃費だけで選ぶと後悔するわね。
でも中古車で試乗できない時はどうすればいいの?
その場合は中古車店の敷地内を軽く運転させてもらえばいいよ。車検切れでも走れる車の場合は敷地内なら走行できるから。
運転しにくい車を買ってしまうとずっと我慢が必要で後悔します。
もし試乗ができなければ、同車種のレンタカーを借りて自分が使う環境で使ってみるのも一案です。
第8位:車内スペースが狭い・作りが良くない
買って後悔した車の特徴ランキング第8位は「車内スペースが狭い・作りが良くない」です。
なぜなら車内は家に例えるとリビングでありそのスペースが狭い・作りが良くないと長時間不満を感じて過ごさなければならないから。
そのため外観と燃費だけで車を選んだり予算で1クラス小さい車種や低グレードを選ぶ買うと後悔してしまう可能性があります。
燃費を優先すると軽自動車かコンパクトカーだけど、子供が大きくなることを考えると室内スペースが広い車を選ばないと後悔するわね。
そのとおり!大きくなった子供達の荷物を乗せて全員がきちんと座れる車を選ばないとね!
自分の車を使う目的と使う期間で必要な室内の広さを考えて車を選ぶこと、ちゃんと室内に座って満足できる作りかを確認することが買ってから後悔しないポイントです。
第9位:用途に合わない
最後に買って後悔する車は用途に合わない車です。
なぜなら用途に合わない車を買ってしまうと本来目的とすることで不便が生じて後悔するから。
車選びで昔乗ってみたかったスポーツカーや憧れの高級車に目が奪われることは誰でもありますが、用途に合わない車を買ってはいけません。
ダイチがスポーツカー好きはわかるけど家族を優先に車を選んでね。
わかってるさ!今は僕の趣味より家族みんなの用途に合う車を選ぶよ。
こんな後悔をしないように自分や家族が使う用途を忘れずに車選びをしましょう。
買ってはいけないメーカー別車種の具体例
ここまで買って後悔した車の特徴ランキングをお伝えしましたが、次は買ってはいけない車の具体例を紹介します。
車の使い方や好みは人それぞれですが「後悔した」という口コミが出ている車種もあるので、あなたが車を選ぶ参考になる部分はあるはずです。
買ってはいけない車①トヨタ編
トヨタ車でネガティブが評価が散見された車種は以下の3車種です。
- C-HR
- シエンタ
- ルーミー
ネガティブな意見が出ている理由を見ていきましょう。
C-HR
まずトヨタ車で買って後悔しやすいのはスタイルの良さで人気のC-HRです。
その理由はリヤシートと荷室が狭くお子さんのいる家庭には向かないから。
またリヤウインドの傾斜がキツく後方視界が悪いのも難点です。
後方視界が悪いとそんなに運転しにくいの?
後方視界が悪いと運転しにくいだけじゃなくバックや車線変更する時に人や車が見えないからね。事故のリスクにもつながるから運転に慣れていない人は避けた方がいいね。
シエンタ
次に買って後悔しやすいトヨタ車はシエンタ。
なぜなら後席にエアコン吹き出し口がなく、サーキュレータ空調オプションをつけないと夏も冬も快適に乗れないからです。
夏は暑く、冬は寒冷地オプションをつけないとシート下の足元空調がないので寒いという車内環境になっており、後悔する人が一定数います。
3列シートなのになぜオプションをつけないと後席の空調が快適ににならないの?
車はいろんな環境で使われるから不要な人もいるからね。でも住んでる場所によっては猛暑日や大雪の日もあるし、オプションをつけた方がいいかもね。
シエンタはコンパクトな可愛いデザインで人気ですが、夏の猛暑日と冬の局所的豪雪が増加している近年、エリアによては後席サーキュレータと寒冷地オプションをつけておいたほうが良いでしょう。
ルーミー
最後に買って後悔しやすいトヨタ車は160万円から200万円のお手頃価格で人気のルーミーです。
その理由は乗り心地と加速性能で、トールサイズの1000cc小型車である割に広い室内空間を実現しています。
しかしこの広さと背の高さのせいで車重が重く乗り心地と加速性に不満の声が聞かれるのが実際の評価です。
ルーミーは軽自動車からの乗り換えにちょうどいいと思ってたのに、乗り心地が悪いのは困るわね!
乗り心地は乗り方や個人差もあるから、自分が使う環境で試乗して不満を感じたら避けた方が良いね。
買ってはいけない車②ホンダ編
続いてホンダの車種でネガティブな感想があった車は以下の車種です。
- フィット・ヴェゼル(i-DCD車)2013年モデル
- N-ONE
- ジェイド
こちらも見ていきましょう。
フィット・ヴェゼル(i-DCD車)2013年モデル
まずホンダ車で買って後悔しやすいのはフィット・ヴェゼルのi-DCDモデルです。
その理由はこのモデルは坂道の渋滞でクラッチの故障が多発しているから。
i-DCD(インテリジェント・デュアルクラッチ・ドライブ)は、ホンダ独自のハイブリッドシステムで高燃費とドライビング性能に優れていますが、図のような条件で故障が発生しやすいため注意が必要です。
もし坂道の渋滞中に車が動かなくなったら困るわね!
楽しい旅行も台無しになっちゃう!
既に何回かリコールで対策されてはいるけどまだ故障の口コミもあるので購入するとしてもこの情報を踏まえて判断した方が良いね。
N-ONE
次に買ってはいけないと言われているホンダ車はN-ONEです。
なぜなら収納スペースが狭くて実用性が低いから。
独特のスタイルと走りに惚れて買う人が多いですが家族で乗るためのとして買うのは避けた方がよいでしょう。
最近の軽自動車はどこのメーカーもみんな同じに見えるけど、N-ONEは個性的で私は好きよ!
好きな車を選ぶのは良いけど家族の荷物が積めないような車を買うと後悔の元だからよく考えて購入するようにしたほうがいいね。
ジェイド(6人乗り)
最後に買ってはいけないと言われているホンダ車はジェイドです。
なぜなら室内スペースが狭く使い勝手が悪いから。
ジェイドはホンダらしいスタイルと走りの良さが売りのミニバンとして発売されましたが、3列シートが2人+2人+2人の6人乗りで3列目が極端に狭いのが欠点です。
それなら少し狭くても3列目に1人で乗ってもらえればいいんじゃないの?
それもありかもしれないけれど、ジェイドはスライドドアではない上に車高が低いから3列目の乗り降りがしにくい所も難点なんだ。
2018年のマイナーチェンジでシート2列の5人乗り仕様になりましたが、逆にミニバンとしての価値が薄れてしまったため、家族で使う車を探しているのであればジェイドは選ばない方がいいでしょう。
ちなみに今は生産がストップしているのでこの注意事項は主に中古車で購入する場合に限ります。
買ってはいけない車③日産編
続いて買ってはいけないと言われる日産の車を見ていきましょう。
- リーフ
- キャラバンNV350
- DAYS(ターボなし)
これらの車種が買ってはいけないと言われる理由はどこにあるのでしょうか。
リーフ
まず日産車で買ってはいけないと言われている車はリーフです。
なぜなら充電設備が整っていない日本で走らせるには電欠の不安からストレスが溜まってしまうから。
中国とヨーロッパの一部では国家戦略で電気自動車がメジャーになりつつありますが、日本ではまだ充電設備が少なく時期尚早といった感じです。
充電設備はこれからどんどん増えるから大丈夫じゃないの?
確かにそうだけど全国展開はまだ時間がかかりそうだね。
都会で軽自動車EVをセカンドカーとして使うならいいけど遠乗りをするならやめた方がいいいね。
キャラバンNV350(2014-2017年)
次に買ってはいけないと言われている日産車は2014-2017年式のキャラバン。
その理由は塗装が弱く剥がれてくる不具合が多発しているからです。
原因は塗料と塗装工程らしいですが問題はその修理が高額でユーザー負担になること。
メーカーの不良なら新車保証で無償で直してもらえるんじゃないの?
塗装の新車保証は一般保証扱いになっていて、3年または6万kmを超えると有償になるんだよ!
▼一般保証と特別保証の説明
日産自動車FAQ”新車の保証期間はどのくらいか教えて”
明らかなメーカー不具合は期限を過ぎても保証されることがありますが、塗装は使用環境や取り扱いでの劣化があり一般的にはユーザー負担になります。
塗装修理は10万円を超えることもあり、塗装不具合の口コミのある車は買わない方が賢明でしょう。
DAYS(ターボなし)
最後に買ってはいけないと言われている日産車はDAYS(ターボなし)です。
その理由は加速性の悪さ。
DAYSは広い室内と充実した装備で人気ですが、加速性を求めるユーザーから多くの不満の声が出ています。
DAYSは軽自動車なのにアラウンドビューモニターやプロパイロットみたいな先進安全装備が魅力的!走りは我慢しようかなぁ。
割り切れるなら問題ないけど、本当に我慢できるか近所の坂道で試乗してみた方がいいと思うよ!スタイルや装備重視で加速性を我慢して車を買うと後悔するかもしれないからね。
買ってはいけない車④スズキ編
続いてはスズキの車を見ていきましょう。
- アルト
- ワゴンR
- ジムニー
これらの車種が買ってはいけないと言われる理由を確認していきます。
アルト(AGS:オートギヤシフト)
まず買ってはいけないと言われているスズキ車はアルト(AGS)です。
その理由はAGS特有の運転のしにくさ。
AGSは自動変速するマニュアルトランスミッション(MT)で、普通のオートマチック(AT)に比べてダイレクト感があり燃費がいいのが特徴です。
オートマチック(AT)の手軽さでマニュアルトランスミッション(MT)のダイレクト感と燃費なんて理想的じゃない!
それがオートマチック(AT)のつもりで運転するとシフトチェンジのショックが大きくて運転しにくいんだ。
ワゴンR
次に買ってはいけないと言われているスズキの車はワゴンR。
その理由はエアコン故障の多さです。
車には“持病”と呼ばれるくらい故障が頻発するケースもあり、ワゴンRの持病はエアコンです。
真夏にエアコンが壊れたら大変!
そんな持病持ちの車を買わないためにはどうしたらいいの?
そんな時に役立つのが国土交通省の「自動車不具合情報ホットライン」「ワゴンR」で検索するとこんなにエアコン故障の情報があるよ!
国土交通省 不具合情報検索
“持病”持ちの車を買ってしまうと大事な時に車が故障したり高額の修理費が発生するリスクがあります。
車を契約する前にネット上の口コミや不具合情報ホットラインで特定の不具合がないか調べることをオススメします。
ジムニー
最後に買ってはいけないと言われているスズキ車はジムニーです。
なぜならジムニーは本格4WDのため一般の軽自動車に比べて比べて乗り心地が悪いからです。
最近のキャンプブームで新車納期が1年を超えるほどの大人気ですが、悪路走破性を重点に設計されており買ってから後悔することがあります。
ジムニーはそんなに乗り心地と使い勝手が悪いの?
悪路を走るためには車高が高くサスペンションも強化されているからね。
それに2ドアモデルしかなく日常生活で使うには不便を感じると思うよ。
ジムニーは購入目的が雪道や悪路走行であればベストチョイスですが、普通の街乗り中心なら乗り心地が他の軽自動車に比べて劣るのでオススメできません。
買ってはいけない車⑤スバル編
最後に買ってはいけないと言われているスバルの車を見ていきましょう。
- レヴォーグ
- フォレスター
- インプレッサ
人気の車種が並んでしまっていますが、これらの車種が買ってはいけないと言われる理由は何なのでしょうか。
レヴォーグ
まず買ってはいけないと言われているスバル車はレヴォーグです。
その理由は燃費の悪さ。
レヴォーグはスタイルと4WD性能で人気のワゴンですが、同クラスの最新ハイブリッド車やディーゼル車に比べて燃費が大きく劣ります。
車種 | 実燃費 | WLTC燃費 |
スバルレヴォーグ (ハイブリッド) 2000cc | 11.20km/L | 16.6km/L |
トヨタカローラツーリング(ハイブリッド)1800cc | 23.22km/L | 27.3km/L |
マツダ MAZDA6 ワゴン(ディーゼル)2200cc | 17.53km/L | 18.8km/L |
いくらカッコよくて高性能でも燃費が悪いとガソリン代が思いやられるわ…。
でもレヴォーグの4WD性能はピカイチ!荷物もたっぷり積めて小回りも効くから山道や雪道は最高なんだけどね。
レヴォーグは車として素晴らしいですが、ガソリン代の高騰が続いており燃費を重視する方にはオススメできません。
フォレスター
次に買ってはいけないと言われているスバル車はフォレスターです。
それは特定の条件でアイドリングストップ状態からエンストして怖い思いをすることがあるから。
フォレスターはアイドリングストップ中にシートベルトを外したりドアを開けてしまうと、安全システムによりエンジンが突然切れてしまう仕様になっているのです。
停車中に上着を脱ぐのにシートベルト外すこともあるしから、いきなり止まったらパニックになっちゃいそう。これは車の不具合じゃないの!?
これは万が一ドライバーがいなかった時、車を発進させない安全システムなんだ。でもこれを知らずにエンストしたら驚くよね。
それに対してスバルはホームページで注意喚起してますが、交差点でのエンストは後続車に迷惑をかけるだけでなく事故のリスクがあるのでオススメできません。
スバルHPアフターサービス
インプレッサ
最後に買ってはいけないと言われているスバル車はインプレッサです。
理由はスポーツ性能が高く事故が多めな車種と評価されており、保険料がとても高いから。
ちなみに保険料は過去の事故発生状況などから車の型式事にリスクをクラス分けした型式別料率クラスから算出されています。
ちなみにトヨタのコンパクトSUVヤリスクロスの場合、以下のような料率クラスになっています。
インプレッサは4WDで雪道にも強く荷物も積めて良いけど、ヤリスクロスと比べて対物賠償責任保険と車両保険が約2~3倍になるのね!
高性能で安心できるけど、スポーツ車は保険料が高額だから要注意だね。
車を選ぶ時に必ず車体価格の他に保険料を見積もってもらいましょう。
いくら高性能な車でも保険料が高額な車を選んでしまうと後悔の元です。
まとめ
ここまで買って後悔する車というのはどのような車なのか、買ってはいけない車の特徴ランキングと主要メーカー5社の後悔した口コミが多い車種を解説してきました。
後悔しない車を選ぶには、その車の大きさや性能が自分のニーズに合うか実際に車を見て調べることと整備費用や保険など車の維持に必要な費用を一緒に検討することがポイントです。
最初から購入後に必要な費用も含めて検討しておけば買ってから後悔しないわね。
乗り心地や運転のしやすさもカタログや雑誌の記事を鵜呑みにせず、実際に試乗して確認するのがポイントだよ。
今回解説した買って後悔しやすい車の特徴に注意して、あなたのニーズに合った車を探してみてくださいね。
▼買って後悔した車の特徴ランキング まとめ
- 燃費が悪い
- 整備料金が高い
- 保険料が高い
- 故障しやすい
- 乗り心地が悪い
- 加速性能が悪い
- 運転しにくい
- 車内スペースが狭い、造りがよくない
以上、「買って後悔した車ランキング!買ってはいけない車の特徴とは?」でした。